【油長酒造】 鷹長 菩提酛 純米 火入れ
【三行紹介!】
・完熟蜜柑の様な濃厚な甘味
・菩提酛だからこそ出せる渋味が産むコク
・是非塩焼きのサンマと共に!
(甘さを引き立て、肝の苦味を甘味が抑えて最高の相性!)
本日の一杯は奈良県は油長酒造より
鷹長 菩提酛 純米 火入れ
を紹介じゃのっ!!!
味わいチャート
今回は風の森で有名な油長酒造からの紹介じゃの。
とんでもなく濃厚な甘味をもった、菩提酛と呼ばれる最も歴史のある手法で醸された一本じゃの。
濃厚でコク深いのじゃが、決してクドくなく、まったりと塩味の肴と呑むのに適したいっぱいじゃの。
特に、どうしても一度に量を取れぬ塩焼きにした魚が相性抜群じゃの。
その中でもサンマは、肝の苦味を甘さが抑えてくれるからの、今まで肝が苦手じゃった者ですら美味しい美味しいと食べられる様になる一杯なんじゃのっ!!
一方、それだけ甘い一杯じゃからの、米との相性が悪く、正直ご飯が不要になってしまったの。
ま、酒と肴でくいくいと、なんとも贅沢なひと時を過ごすに向いた一杯ではないかの~(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
【FUKA🍶BORI POINT】
今回のFUKA🍶BORIは 菩提酛 じゃの!!!
菩提酛とは、平安時代にはあったといわれる技法での、奈良県の菩提山にある正暦寺で生まれたと言われておるの。
やり方は……正直わっちゃにも理解出来ておらぬが……
1.用意した米の1割を炊いて、残り9割の米の中に埋めてから水を加える。
2.3日程置くと炊いた米から出た養分で乳酸発酵がすすんでいるので、全体を濾して9割の生米を改めて炊く。
3.この乳酸発酵が進んだ水と、麹を使って改めて仕込む。
という訳なんじゃの天然の乳酸菌を使うという意味では生酛系なわけじゃがの、事前に乳酸を培養して作るという点ではある意味速醸酛の方が似ておると言っても過言ではないの。
昔から、酸っぱい(乳酸)水を使えば、腐らず安全に醸せる事を、先人達は知っておったんじゃの。。。
もちろん作り方に寄るがの、基本的には酸が高めでどっしりとした味わいや渋味を持つお酒になる傾向があると、思うの♪
日本酒の歴史を感じる菩提酛。
是非、一度は味わってみて欲しいの~(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
(菩提酛は奈良県の酒造が多く醸しておるからの、奈良県を訪ねた際は是非是非の~!)
![]() |
鷹長 菩提もと純米 生原酒720ML油長酒造株式会社(奈良県御所市中本町) 価格:1,620円 |